釧路算数数学教育研究会(釧数教)

「考えることが楽しい」算数・数学の授業を日常化するために、日常的に活動を行っている会です。

TEL.0154-91-6857

〒085-0805 釧路市桜ヶ岡7丁目12番2号(北海道教育大学附属釧路義務教育学校内)

研究テーマ・主題


< はじめに >
 釧路の子どもたちの算数・数学力を上げるためには、まず先生方の授業力を上げていくことが必要と考えている。そのために釧路算数数学教育研究会として、共通な研究テーマを持って一年間活動していきたい。
 釧路算数数学教育研究会が目指す算数数学の授業とは、「児童生徒が自ら考える授業の構築」である。教師による一方的な知識技能の教え込みの授業では、「数学的な見方」「数学的な考え」などが育成できない。
「計算はできるけど応用はできない」「やったことのない問題だからできない」などという生徒は、教え込みの授業ではよくある子供の発言であり、「数学的な見方」「数学的な考え」が育成されていないことがわかる。
 数学的な見方・数学的な考えとは、数学とは関係ない物事においてもそれをどう捉え、どのように解決していくか見通しを持って考えていく力であり、他の教科では育てにくい数学特有の力であると捉えている。その力を数学の授業で培っていくため、日常的に自ら考える授業を展開し、そこから得た技能や考えをしっかり定着させていく授業を構築していくことこそが、生徒の数学UPに繋がると考えている。
 そこで釧路数学教育研究会としては、そんな授業を目指していきたいと考えている。そのために、お互いの授業を見合い、意見を出し合い、大人数でブラッシュアップしていくことで授業力UPになると考えている。


 < 算数数学の「よい授業」を日常的に実践したい!>

「よい授業」のポイント① 「よい授業」のポイント②
目標が適切に設定され、
それが達成される授業

【実現されるときに生じる生徒の気持ち】
 ・「おや?」「なぜ?」
 ・「なるほど!」「おもしろい!」

生徒が主体的に取り組み、
考え続けている授業

【実現されるときに生じる生徒の気持ち】
・「わかった!」「できた!」


< 全道研発に向けた研究主題 >
       「考えることが楽しい」算数・数学の授業の日常化

・研究の目的
  本会の研究では、考えることの楽しさを実感できる算数・数学の授業を日常化するために、個人思考や集団思考の場面で、教師は指導をどのように工夫すればよいのかを提案することを目的としている。